中古車を購入するときにできることなら、少しでも安い価格の時に買いたい、このように考える人も多いでしょう。中古車とは言え自動車なので、販売店に行けばお分かりでしょうが安くても数十万円、たいていの車種は数百万円で販売していることが多いです。中古車には相場の価格があります。ところでこの中古車の相場価格ですが、年間で多少上下動することがあるのをご存知でしょうか？ではいつ頃が中古車の相場が下がる、いわゆる買い時になるのでしょうか？
価格の決め方は、基本的に需給バランスによって決められます。つまり、他の人が積極的に買おうとしない需要が減った時期もしくは、販売店が積極的に自動車を売却したい時期に購入すればいいわけです。では具体的にそのようなタイミングはいつごろに来るのでしょうか？まず積極的に買わない時期を見てみると、長期休暇中が挙げられます。夏休みや冬休みに該当する時期は、販売台数が落ち込む傾向があります。その他には、ボーナス商戦と呼ばれる時期が毎年8月と1月に来ます。このボーナス商戦が終了した後に、需要がガクッと落ち込む傾向があります。では後者の販売店が中古車を売りたい時期というのは、具体的にいつごろでしょうか？まずは決算月には、少しでも売り上げを伸ばしたいと販売店は考えるものです。3月と中間決算期である9月には、積極的に販売店が中古車の売り出しを行う傾向があります。その他には、月間販売目標というものが、各店舗で設定されていることがあります。
特に大手の中古車販売店ではその傾向があるようです。月間販売目標がもう少しで達成できるとなれば、少し値下げしてでも販売したいという気持ちがどうしても働くものです。ちなみにあまり他の人が購入しないときは、販売店も空いている傾向があります。このため、じっくりと自動車選びをする余裕が生まれます。その他にも、店員がしっかりとマンツーマンでついてくれ、細かな話も聞けるメリットが期待できます。